英語×MBA留学。
このテーマについて実体験を元に書かれている、「37歳:半年でIELTS6.5 42歳:英国MBA留学を実現した英語勉強法(蒼木啓著)」について概要や私が感じたことをまとめていきたいと思います。
<この記事のオススメ>
- MBA留学に挑戦しようとしている方。
- 英語学習に興味がある人。
- 社会人になってからも何か新たなことに挑戦したいと考えているひと。
- 私がこの本を手に取った理由「37歳:半年でIELTS6.5 42歳:英国MBA留学を実現した英語勉強法(蒼木啓著)」
- 本の紹介「37歳半年でIELTS6.5 42歳英国MBA留学を実現した英語勉強法(蒼木啓著)」
- まとめ
私がこの本を手に取った理由「37歳:半年でIELTS6.5 42歳:英国MBA留学を実現した英語勉強法(蒼木啓著)」
大きな理由として2つあります。
・純粋にMBA留学ってかっこいいと思っていた。
・37歳という年齢での挑戦に魅かれた。
MBA留学ってかっこいい!
これは完全に私の感覚なのですが、MBAってすごい遠い存在に感じるんです。というのも、私は理系onlyの大学に通っていたこともあり、周りにMBAを取った(取ろうとしてる)友達が全然いません。(その代わりに日本の大手企業で、技術職として今日も頑張って働いている友達が沢山います!自慢の仲間なので一言添えておきますw)
また、最近技術があっても「経営力」がないと会社経営は厳しいと感じる機会が多々ありました。(海外企業のM&Aによる日本の技術流出なんかは、その典型だと感じています。)そのような背景もあり、将来的には文理両方の側面を持ち経営に近い立場で活躍できるジェネラリストを目指したいという思いが芽生え、MBAに興味を抱いていました。
37歳で挑戦は素直にすごい!
これは社会人になり気付いたことなのですが、40歳前後って中間管理職あたりの年齢で非常に多忙な日々を送っていますよね。そのような中、新たな目標に向かって挑戦するのって本当にすごいことだと思いました。また、英語学習は若いうちにやりなさいってよく聞きますが、37歳でも頑張っている人がいるっていうのは純粋に励みになると感じました。
このような理由より、今回「37歳:半年でIELTS6.5 42歳:英国MBA留学を実現した英語勉強法(蒼木啓著)」を読むことにしました。
本の紹介「37歳半年でIELTS6.5 42歳英国MBA留学を実現した英語勉強法(蒼木啓著)」
タイトル:37歳:半年でIELTS6.5 42歳:英国MBA留学を実現した英語勉強法
著者:蒼木 啓
出版社: ネットのみで閲覧可能!?(出版社は明記されていませんでした)、アマゾンプライムでは無料
著者(蒼木啓さん)について
早稲田大学法学部卒業→37歳MBA取得を決意→42歳英国サウサンプトン大学MBA卒業→現在フィリピンセブ島で生活
早稲田大学法学部を卒業されているので、大学卒業後英語学習を行っていなかたっという本人談が本書内にありましたが、最低限の基礎力は確実にあったと思います。
本の構成
第1部 半年間の勉強でIELTS6.5
・IELTSについて説明
我々日本人の英語力の指標って、TOEICのスコアが一番ですよね。しかしながら、海外留学ではTOEFLやIELTSがメインになります。(理由はTOEICにはwritingやspeaking能力が反映されていないからです。)TOEFLはまだ日本人にとって馴染みがありますが、IELTSに関しては知らない人も多いのではないでしょうか。本書ではIELTSの試験内容及びスコアの指標を著者の経験を元に示してくれています。
・著者がMBA留学を決意した理由
「英語を話せる人生」と「英語が話せない人生」どちらが実りあるか。
こう考えた著者は、迷わず前者を選択します。そこで、英語を学ぶための手段として海外でMBA取得することを目標とされました。←なんと、MBAが欲しかった訳では無かったんです。わざわざ困難なMBA留学を選択されるのは、素晴らしいですよね。
・MBA留学までのプラン
実際にMBA留学をするに当たり、具体的にどこで行うのか(国)、何が必要なのか(コストや英語力等)についてどのように検討したか示されています。結局「アメリカでは2年のところイギリスでは1年でMBAを取得できる。」ことが決めてとなり、イギリスでの留学を決意します。
・勉強方法について
実際に著者が目標であるIELTS6.5を獲得するまでのプロセスが書かれています。著者の「英語漬けの日々」で英語力を養う方法は、学ぶべき点が多いかと思います。また、「物事を継続するのは最初の1週間が一番つらい」という表現がありましたが、まさにその通りだと共感しました。最初の1週間継続できる環境作りを意識していきたいですね。
※当時はIELTSの参考書が非常に少なかったらしい(著者がTOEFLの参考書で学習するぐらい)ので、参考書の紹介もされていますが、現在はより分かりやすい参考書が他にある可能性が高いです。
第2部 英国MBA出願
・MBA出願した大学や、出願時の書類内容について書かれています。また、実際に著者がMBA留学でかかった費用についても内訳が記されていました。
・「30代や40代でMBA留学は珍しくない。」という1文が印象に残っています。これは著者が留学前は自分自身と同じ境遇の人がいなかったが、留学先では30代40代でMBA留学されている方々が沢山いたという経験を述べているものです。私自身、理系院卒技術職で、MBA留学している人は周囲に全くいないので、この言葉は非常に印象的で励みになりました。
・ 「MBA留学は最高でした。42歳で会社を辞めてまで行きましたが、一片の悔いもありません。」こんな言葉を聞くとますます気になりますよね!
第3部 IELTS6.5以降の英語勉強方法
・英語力維持のため行ったことが書かれています。フィリピンへの短期留学のお話は参考になりました。(ちなみに、著者は現在セブ島で英語スクールの斡旋業もやっているらしいです。)
あとがき
・ビジネスでも勉強でも、「明確なゴールを設定し、次にゴールに行き着くまでのシナリオを描く。」これができているか、今一度自分の行動を見直してみることは大切ですね。
・「私は間に合いました。ですから、あなたも絶対に間に合います。」この一言が一番著者が伝えたいことだと思います。
まとめ
今回は「37歳半年でIELTS6.5 42歳英国MBA留学を実現した英語勉強法」(蒼木啓著)の概要と私が感じたことについて、まとめてみました。
- 年齢に関係なくMBA留学はできる。
- 勉強は最初の1週間を特に頑張ろう。
- 英語学習は沢山の方法がある。本書を参考にしつつ自分なりの方法を見つけよう。
- アマゾンプライムでは無料で読める。
英語力×MBA留学
この本に記されている内容は、一個人の経験ではありますが、人の可能性や努力する大切さを改めて考えさせてくれます。
「私は間に合いました。ですから、あなたも絶対に間に合います。」(引用:本文より)
この言葉に尽きるかと思います。社会人になってからも日々成長していけるように頑張っていきましょう!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
37歳 / 半年でIELTS 6.5 42歳 / 英国MBA留学 を実現した英語勉強法: まだ間に合う! まだ変えられる!! アラフォー・オヤジの等身大の体験談
やーま