
子どもの頃から、
「予習をしましょう」
「準備をしっかりしましょう」
と言われ続けてきました。
社会人になってからも同じです。
会議の前には資料を確認し、発表の準備をし、ミーティングでは想定問答まで考える。
私自身も、仕事の中で準備不足によって苦い経験をしたことがあります。
会議では補足説明役くらいのつもりで参加したところ、突然説明を求められ、うまく話せなかったこともありました。
その経験からも、準備は大切だと思っています。
しかし最近は、あえて逆のことも考えるようになりました。
「準備しないことにも価値があるのではないか」
ということです。
この記事で伝えたいこと
- 準備しすぎると行動できなくなることがある
- 最終目標に近い行動をまず試してみる
- スタートのハードルを極限まで下げる
- 完璧さより継続を重視する
Contents
準備が行動の妨げになることがある
私たちは何か新しいことを始めるとき、準備を重視する傾向があります。
- もう少し準備してから始めよう
- もっと知識がついてから挑戦しよう
- 失敗しない状態になってから行動しよう
例えば、
- 英語が話せるようになったら海外旅行に行こう
- ネタが十分に集まったら発信を始めよう
- 勉強が進んでから資格試験を受けよう
といった考え方です。
もちろん準備そのものは悪いことではありません。
ただ、理想が高くなりすぎると、準備ばかりに時間を使い、本当にやりたいことを始められなくなることがあります。
私はどちらかというと慎重な性格なので、この傾向が強いと感じています。
また、日本人は責任感が強く、失敗を避けようとする傾向があります。そのため、十分な準備ができるまで行動を先送りしてしまうことも少なくありません。
続かなかった過去の発信活動からの学び
最近、音声コンテンツを再開しています。
以前も挑戦したことがありましたが、なかなか継続できませんでした。
理由はシンプルです。
完璧を求めすぎていたからです。
- 話している途中で詰まれば録り直す
- 少しでも聞きづらい部分があれば編集する
- できるだけ完成度を高める
そんなことを意識していました。
しかし、その結果として収録や編集に時間がかかり、
「今日は忙しいからやめておこう」
という日が増えていきました。
気が付けば発信そのものが止まってしまっていたのです。
準備を減らしたら継続できるようになった
一方で、現在の音声配信はかなりシンプルです。
ポイント
- 話したい内容を3行程度の箇条書きにする
- 頭の中を整理したらすぐ収録する
- 編集はほとんどしない
以前の自分なら、
「もっと準備した方がいいのではないか」
と思っていたかもしれません。
しかし実際には、そのくらいの気軽さだからこそ継続できています。
完璧ではないかもしれません。
それでも発信を続けられていることは、自分の中では大きな成功体験になっています。
本当に大切なことは目的ではないか
準備は手段です。
目的ではありません。
私の場合、目指していたのは
- 完璧な音声配信をすること
ではなく、
- 音声配信を継続することで自分の考えを伝える(それで誰かの役に立つとことができたらなおhappy)
でした。
もし準備に時間をかけすぎて継続できなくなるのであれば、それは本来の目的(大前提である自分の考えを伝える)から離れてしまいます。
これは発信だけではありません。
資格勉強でも、英語学習でも、副業でも同じだと思います。
大切なのは次の2つです。
ポイント
- 準備にばかり目が向いていないか
- 自分が本当にやりたいことに近づけているかどうか
小さく始めるための2つの考え方
小さく始めるための2つの考え方
- 最終目標に近い行動を最初にしてみる
- スタートのハードルを究極まで下げる
① 最終目標に近い行動を最初にしてみる
何かを始めるとき、多くの人は周辺知識から学ぼうとします。
しかし私は、できるだけ早い段階で最終目標に近い行動を試してみることをおすすめします。
例えば資格試験であれば、まず過去問を解いてみることです。
まだ勉強していないから解けなくて当然です。
それでも次のことが分かります。
- 何ができていて何ができていないのか
- 合格までどれくらい距離があるのか
英会話も同じです。
英語が話せるようになってからオンライン英会話を始めるのではなく、まず一度受講してみる。
おそらく思うようには話せません。
しかし、その経験によって自分に何が足りないのかが明確になります。
発信活動も同様です。
ネタを100個考えてから始めるのではなく、まずは1本発信してみる。
準備だけでは得られない情報(経験)が、行動にはあります。
② スタートのハードルを究極まで下げる
もう一つ大切なのは、始めるためのハードルを徹底的に下げることです。
多くの場合、続かない理由は能力不足ではありません。
始めるまでの負担が大きすぎるのです。
私自身、現在の音声配信では3行程度のメモしか作りません。
編集もほとんどしていません。
だからこそ続けられています。
勉強も同じです。
- 参考書を1ページ開く
- 問題を1問解く
- 英語の記事を1分読む
でも十分です。
大切なのは立派なスタートではなく、スタートそのものです。
極端な話、やる気がなくても実行できるくらいまでハードルを下げる。
そのくらいでちょうど良いのではないかと私は考えています。
まとめ
この記事のまとめ
- 準備しすぎると行動できなくなることがある
- 最終目標に近い行動を先に試してみる
- スタートのハードルを極限まで下げる
- 完璧さより継続を重視する
もちろん準備が必要な場面はあります。
しかし、
- 準備しすぎることで行動できなくなっていないか
- 準備そのものが目的になっていないか
という視点で振り返ることも大切です。
そして何か新しいことを始めたいのであれば、
- 最終目標に近い行動を一度やってみる
- その行動のハードルを究極まで下げる
この2つを意識するだけでも、最初の一歩は驚くほど踏み出しやすくなります。
完璧な準備を待つよりも、小さく始めて改善を繰り返す。
その方が結果として長く続き、遠くまで進めることもあるため、是非皆さんも意識してみて下さい。
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